ヨガのクラスで、
先生が生徒のポーズを直すことってよくあります。
手や足の位置、
からだの向き、
骨盤の位置など、
間違ってる位置にあるとき
先生が正しい位置へとからだを修正します。
そこには正しいか正しくないのかという視点があります。
流派によってポーズの取り方も違ったりするので、
あの流派ではこうやって学んだけど、
どれが正しいんだろう?みたいな疑問がでてきたりするし、
わたしは正しくできてないからまだまだだめだ、
と自分のヨガに自信がない人もすごく多い。
クリパルヨガが面白いのは、
たとえば足を置く位置が2種類あったとき、
どっちが正しいというより
『それぞれ違う体験になりますよ』
というところです。
生徒のポーズを見るとき、
もちろんアライメントを整える必要はあるけれど、
『それでもオッケーですよ、
でももっとこうしてみたら可能性が広がるかもしれません、
違う体験ができるかもしれません。ためしてみますか?』
という気持ちで生徒と向き合います。
そしてどうするか決めるのは生徒自身。
あくまでも生徒が主体なのです。
そして生徒が
「自分の力で」←これ大事。
先生の力ではない。
最大限のところまでポーズをひらいていけるように、
見守り、励まし、サポートします。
クリパルヨガのワークショップでも同じで、
ファシリテーターのトシさんは
『僕を先生と呼ばないでください。
僕は進行役くらいに思ってくれたらいいですからね』と。
え?進行役?!(笑)
トシさんそこまで!と驚いたわたしですが、
トシさんを見てるとほんとそんな感じなのです。
生徒がどんな状況にいても、
それを否定せず
こうしなさいというようなアドバイスもせず
ただただ共感し
生徒自身が体験して、
自ら気づくのを見守っている。
僕が教えてあげる、っていうんじゃないんです。
これってほんとにすごいこと。。。
その在り方から本当に多くのことを学ばせられます。
だからこそクリパルヨガが大好きだし、
わたしもそうあれるように日々精進していきたいなと思ってます♡