もうすぐ妊娠5ヶ月になります。
妊婦さんと気づかれることはまだほとんどないですが、
お腹がぽっこりとでてきました。
一人目のあかりのときは
わりとすぐ妊娠したのですが、
二人目が欲しいと思って
授かるまで2年以上かかりました。
基礎体温をつけて
タイミングをはかったり、
排卵日が特定できる
排卵検査薬を使ってみたりしても
(これは排卵日が確定できるのでとても良かったです)
なかなか妊娠しなかったので、
友達の紹介ですみい婦人科クリニックへ行きました。
なかなか妊娠しなかった理由は、
黄体ホルモンが正常に分泌されない
「黄体機能不全」だったようです。
黄体ホルモンは排卵後、
女性の体が妊娠しやすいように
子宮内の環境を整えるそうですが、
黄体ホルモンを放出する黄体が
うまく機能していなかったらしいのです。
そのため月に2回ほど婦人科に通い、
1,卵子を成長させる薬を飲み
2,卵子が十分に成長したのを確認できたら排卵促進の注射をする
3、注射をしてから36時間から48時間以内にタイミングをはかる
という治療を約10ヶ月続けての妊娠でした。
不妊治療に通ってみて良かったこと
<妊娠しなかった理由が明確になったこと>
原因がわからないまま、やみくもにがんばっていても妊娠しなかったかもしれません。原因がわかったのでそれに対処できたのが良かったです。
<卵子の大きさを目で確認できた>
毎月卵子の成長具合をモニターで確認するので、卵子が成長していることが実感できて安心することができました。
<いつ頃、排卵するのかがわかる>
モニターで確認した卵子の大きさから排卵日が推測できるので、タイミングを合わせられます。わたしの場合、排卵の周期はわりと一定でしたが、基礎体温を見て自分で予測した排卵日と実際の排卵日が全然ずれていることもあったので、自分で排卵日を特定するのはなかなか難しいんだなあと感じました。
<精子を見ることができた>
初めて精子を顕微鏡で見せてもらいましたが、かなり感動しました!生命の神秘を感じました。
これらの理由から婦人科に通ってみて
よかったなあと感じていますが、
大変だなあと感じることもありました。
やはり毎回の内診は抵抗がありましたし
(内診台に上がるときは深呼吸すると落ち着きます)、
すみい先生はとてもいい方でしたが、
「不妊治療って妊娠しないほうが病院は儲かるんだ」
というような不信感を
抱いたこともありました(ごめんなさい)。
治療を続けていても
本当に妊娠するんだろうか?と、
出口が見えない不安に襲われるときもありました。
また、すみい婦人科は子連れNGだったので
(他の患者さんへの配慮のため)
診療は5分以内で終わることも多いのに、
あかりをわざわざ託児所に
預けないといけないときもあり大変でした。
いろんな想いがありながらも、
不妊治療に通い始めて10ヶ月ほど経ったとき。
あれ?と思ったのは、
9月のヨガセラピーのトレーニング中でした。
熱海での10日間の合宿で、
毎日朝から夜までびっちりのハードスケジュール。
そんな中、尋常じゃないくらいの肌荒れに。
顔中が乾燥して赤く腫れてかぶれて、、
何をしていても肌のことが気になって集中できない。
これは本当に辛かったです。
それにかなりの頻尿。
夜中にも何度もトイレに行きました。
基礎体温では高温期が続いていました。
カラダもすごくだるかったし、眠かったです。
10日間のトレーニングが終わり、
検査薬で試してみたところ、
陽性反応がでたんです。
ただ、ものすごく嬉しかったのと同時に
「ちゃんと育ってくれるだろうか」
という気持ちが意外と大きくて、
検診に行くたびにものすごくドキドキしていました。
無事に心拍が確認でき、
妊娠4ヶ月くらいになった頃、
すみい先生から「卒業ですね^^」と言われたときは、
安堵と嬉しさで、車の中でひとり号泣しました。
このとき自分でも初めて、
実はものすごく不安だったんだ
ということに気づきました。
不妊治療をしてみてよかったなあと
思うことのほうが多かったので、
婦人科に通うことをそれほど
ストレスには感じてなかったけれど、
それでもやっぱり振り返ってみると
「わたしよくがんばったなあ」と。。。
妊娠するための情報はたくさんあって。
「あれがいいよ」
「こんなことしたら妊娠したよ」
という話しを聞いたらその通り試してみたり、
妊娠をあきらめた頃に赤ちゃんができるよと聞けば、
わたしも「気にしないようにしよう!」と思うようにしたり。
でも気にしないようにしようと思っている時点で、
実はものすごく気にしているという矛盾・・・笑
でもね、思ったんです。
いろんな情報が溢れているけど
結局のところ、わたしが今回どうして妊娠したのかは
「神のみぞ知る」なんだなあってこと。
今回は何が良くて、
それまでは何が良くなかったのか、
結局のところ誰にもわからない。
不妊治療をしていなくても
妊娠していたかもしれないし、
不妊治療をしたから妊娠したのかもしれない。
タイミングがたまたまよかったのかもしれない。
わたしたちのわかっている範囲はあまりにも小さくて、
未知なる部分がはるかに大きいんだと感じました。
まさに奇跡なんだなあって。
今回の不妊治療は、
自分のコントロールの及ばない領域と
どう向き合っていくか、
それを試されたような経験でした。
(それは子育てにも同じことが言えますね)
「コントロールすること」と「委ねること」
それはクリパルヨガを通して
たくさん経験してきたことでしたが、
今回のこの経験を通して学ぶものもたくさんありました。
わたしにとっては
なるべくストレスのない生活を心がけて、
大好きなヨガを通してカラダとココロを整えつつ、
不妊治療で西洋医療の力も借りる
という形が合っていたように思います。
何が合うかは人それぞれなので、
外からの情報や、他人の言葉をあまり鵜呑みにせずに、
自分に合う方法を見つけられたらいいのかもしれません。
先生との相性が合わなければ病院を変えたり
不妊治療に通うこと自体がストレスに感じているなら
治療をやめるということもひとつの選択なのかな、
と今回のことで感じました。
出産予定日は5月末です。
幸い、つわりがとても軽かったので、
休むことなくヨガのレッスンをしています。
今後もあかりのときと同様、
生まれるギリギリまでレッスンは続ける予定です。
(産休中も代わりの先生にレッスンしてもらう予定です)
どうぞよろしくお願いします。
<妊娠の症状をざっくりとメモ>
妊娠2ヶ月・・・ひどい肌荒れ、頻尿、けだるい、眠気、疲れやすい
妊娠3ヶ月・・・肌荒れ解消、頻尿、眠気、疲れやすい
妊娠4ヶ月・・・疲れやすさがなくなる、頻尿、お腹がふっくらして胸が大きくなる、すこし便秘気味
吐き気や受け付けなくなる食べ物などなく、割りと元気に過ごせました。
酸味のあるものを欲するようになり、【みかん、りんご、酢の物・酢飯(お寿司)・トマト・純豆腐チゲ・フライドポテト】をよく食べてます。まさに本能!って感じです。寝てる間も4〜5回はトイレに行くので、睡眠は途切れるし、またトイレかーと行くのが結構面倒です。笑