映画『ゆれる』を観てきた。
監督・脚本 西川美和
キャスト オダギリジョー/香川照之/真木よう子
かなりの人気らしく、いつもほぼ満席らしい。
友達が観にいくことを強く薦めてくれのだけど、
きっと何度もみたくなるほどいい映画なのだろう。
わたしが行った日も満席だった。
なんだろうこの感覚。
ふわふわするようで、ずっしりくる。
見終わったあとの、あの余韻。
エンドロールが終わるまで誰も席をたたなかった。
それくらいのラストシーンだった。
数日はこの映画のことが頭から離れないと思う。
売れっ子カメラマンの弟(オダギリジョー)と、
家業を継いだ独身の兄(香川照之)。
わたしは二人姉弟の長女だし、
田舎から上京してるので、
登場人物の兄弟のどちらの気持ちも
深くこころに染み込んできた。
オダギリジョーの演技もさることながら、
香川照之の演技力に感動。
映像、音楽、ストーリー、役者、どれも本当にすばらしい。
力が抜けてる感じなのに、ちゃんと意味があって、無駄がない。
五つ星が満点だとしたら、六つつけたい。
何度でもまた見たいと思える映画。
しばらく他の映画を観たくないという人も多いらしい。
ゆれるというタイトルの意味、深い。。。
本当にいい映画です。