ヨガスペースひだまりは福岡市南区大橋にあるちいさなヨガ教室です。初心者の方でも、からだの硬い方でも、ご自分のペースで気軽にヨガを楽しめます。

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パートナーヨガ

mukuyoga で開催された、パートナーヨガに行ってきた。
パートナーヨガっていうのは、
友達同士、カップル、夫婦、親子、などの、
二人でやるヨガのこと。


前に一度パートナーヨガをやったときは、
女の子と組んでやったんだけど、
今回はヨガ初体験の彼氏と参加。
彼はヨガ初心者に加え、
わたしとの身長差は10cm以上なので、手とか足の長さも全然違う!
こんなんでできるの?って普通は思うけど、
それでも楽しめるのがパートナーヨガの醍醐味。


自分のペースでやるのとは違って、
相手のことも考えながら
ひっぱりあったり押しあったり。
そのお互いの微妙なさじ加減が難しくもあり、楽しい。


二人でポーズを作るときに、
自分のことだけ考えていたら、
どっちかがすごーくつらかったり、逆にゆるすぎたり、
またはバランスを崩したりする。
できなかったのを相手のせいにしてしまうんではなくて、
力も体の大きさも違うんだから、
相手の力に合わせたり、お互いの呼吸を合わせたり、距離を調節したり、
とにかく相手を思いやるってことがすごく大事だなぁって思った。


だから、パートナーヨガはポーズをとりながらのコミュニケーションがすごく大切。
普通一人のヨガだと、途中で話したり、笑ったりするのは厳禁だけど、
パートナーヨガの場合、
「もっと強くひっぱっていいよ」とか、
「こんな感じで大丈夫?」とか、
コミュニケーションをとりながらポーズをとる。
彼は鼻での呼吸とかすごく難しかったらしく、
いっぱいいっぱいだったみたいだけど、楽しんでくれた様子。


自分たちも含めいろんなカップルを見てふと思う。
今の二人の関係がこのヨガにはそのままはっきりあらわれてるのかも!?
そのカップルの普段の力関係とかね(笑)

団塊の世代が定年を迎える年。
定年後に夫婦でパートナーヨガやってみるなんていうのは、
素晴らしいと思うんだけどなぁ。
二人の力関係なんて、ものすごく濃く出そうだけど(笑)
熟年離婚は減るかも!?


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初のホットヨガ

室温38℃、湿度65%の中でやるヨガってどんなもんなんだろ?
気持ちいいよ~って言う人や、
途中で気持ちわるくなったって言う人など、
合う人、合わない人、といるみたい。
わたしはサウナが苦手なので、ちょっと不安だったけど、
一度はやってみたいなぁということで、初挑戦。


行ったところは、LAVAというスタジオ。
すごく綺麗で、ロッカーやシャワーもある。
このスタジオ、どんどん増えてるみたいだね。


小柄でかわいいインストラクター。
きっとすごく若いんだろうなぁ。
ウエストのくびれに見とれてしまった。
この熱い中で、教えるのってほんと大変そう。すごいなー。


受けたクラスは60分のショートコース。
部屋は思っていたほど全然熱くない。これは大丈夫そう。
5分くらいで汗がじんわりでてきた。
ポーズ自体は簡単なものしかやらないけど、汗がすごい。
普段あまり汗をかくほうではないので、
汗がたら~って落ちてきたときはなんだかすごくうれしかった。


普通のヨガと違うのが、
「このポーズは美しいくびれをつくります」とか
「このポーズはきゅっとひきしまった足首をつくります」とかいう台詞を
インストラクターが言うってとこ。
『美容とダイエット』が目的なんだなぁっていうのをものすごく感じた。
先生がクラスの間中、「○○がひきしまる」、とか「美しい○○を作る」って言いつづけるもんだから、
なんだかまるで洗脳されてるような感じで、
本当にそんなカラダになれそうな気がしてくるので不思議(笑)。


60分のクラスを終えて、シャワーを浴びた後は、
お風呂あがりのような感覚。肌もつるつる。
最近、体調があまりよくなかったんだけど、
その夜は気分爽快で、
今朝の目覚めもすっきりだった。
水分をとって、たくさん汗をかいて、肌も綺麗になって、
なかなかいいねホットヨガ。


っていっても、やっぱりわたしは普通のヨガのほうが好き。
ホットヨガは、ヨガをやったっていうより、
エアロビとかのエクササイズをやったという感じに近かった。
それはそれで気持ちよかったので、
月に1度くらい行ってみようかな~。


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コミュニティ作りました

mixiで、何かコミュニティを作ってみようと思った。

管理人って大変そうだなぁって思ってたんだけど、
実際にコミュニティを作ったという友達と話をしていて、
ちょっとやってみたいと思った。
でもどんなコミュ作ろう。。。。

そこで出た案がこれ。
いや、わたしが南国顔なもんで。

 『南国顔コミュニティ』
 全国の南国顔さんのためのコミュニティ(自薦他薦可)。
 ◎われこそは南国顔だ。
 ◎顔の濃さには自信がある。
 ◎南国顔にあこがれてる。
 ◎南国顔に思い入れがある。
 ◎平井堅より南国顔だ。
 ◎南国さん、いらっしゃぁい。
 ◎となりの南国さん。
 ◎午後は○○おもいっきり南国。


 

あれ、なんか楽しくなってきた。 
でもこんなコミュ作っても、顔とか公開したくないし、
こんな濃いんですって言ったところで、「へー、そうなんだ」みたいな。
そこからどうやって盛り上がるのか!?
ということで、あえなく却下(笑)。


それからしばらく考えて、
思いついたのがこれ。

 『YOGA in 鹿児島』

鹿児島にも、もっとヨガが浸透するといいなぁ、と思って。
人が集まるかなぁ、とか、
ちゃんと管理人としてやっていけるかなぁ、とかちょっと不安。
だって、あるコミュニティなんて、ものすごく荒れていて、
参加者同士でおまえが間違ってる、いやおまえだ。とか批判しあったり、
管理人をやめさせるべきだのなんだの、
見ていて悲しくなるようなやりとりがあったりするから。
ほんといろんな人がいるんだなぁって勉強になる。


コミュニティを作ってみて、mixiがまた楽しくなった。
メンバーが増えてるとすごく嬉しい。
最初はどのコミュニティもメンバー1人なんだもんなぁ。
それを考えると、メンバーが何万人もいるコミュニティとかすごいなと思うし、
その管理人さんは本当に尊敬する。
わたしも、鹿児島のヨガシーンを盛り上げていくぞ!


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ヨガサークル終わり

勤務先の会社でヨガサークルを作って、ちょうど一年経った。


会場が耐震工事のため使えなくなり、
他にいい場所が見つからなかったので、
残念ながら6月で終えることになった。


わたしが今、勤めているところは、
食品の原料を取り扱う会社。
上京したときは、
ヨガ関係の仕事がしたいと思っていたけど、
なかなかなかったし、
アルバイトだと東京で生活していくには厳しかったので、
派遣で働くことにして、
今の会社に入社した。
ヨガとは全く関係のない仕事だけど、
まさかそこでヨガを教えることになるなんて、
はじめは夢にも思わなかったことだ。

そういえば、
ある派遣会社に登録するとき、
趣味を聞かれて、
「ヨガのインストラクターになりたい」と
ばか正直に言ってしまい、
「仕事はそんなに甘くないし、就職する会社に対して失礼だ」と厳しい言葉を言われたことがあったなぁ(苦笑)。


ヨガをやってみたいという人がいて、
はじめは4人くらいではじめたサークルだったけど
最終的には20人くらいになった。
週に1回だったので、
約50回クラスをしたことになるのかぁ。
わたしも教えるのは初めてだったし、
ヨガは初めてという人がほとんどだったから、
一緒に成長させてもらったという感じがする。


教えるのって
難しいけど楽しかった。


「ヨガってほんといいね」とか
「これからも続けていきたい」とか
そういう風に思ってもらえたことが
何よりも嬉しかった。


この大切な一歩を与えてくれた
みんなに心から感謝しながら、
これからもがんばります。


花


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ヨガワークショップ at 聞修院

今日は、聞修院という寺院での
音楽とヨガのイベントに参加してきた。

main





ござの上にヨガマットを敷き、久々の野外ヨガ。
きれいな空気に緑の匂い、
そして寺院の神聖な空間。
やっぱり野外ヨガはいいな。

ヨガイベント



みんなで太陽礼拝



ヨガ



楽しい~



ハグヨガ



ハグヨガ?



ヨガの後は、
GOMAさんのライブ。
世界最古の木管楽器”ディジュリドゥ”の奏者。
長ーーいパイプを口にあて、
ブォーーーン、ブィヨーーーン。
からだの中に響く不思議な音。

よく見ると息継ぎしていない。
この呼吸法、
「口から息をはきながら、同時に鼻から吸う」のだそう。
そんなことできるんだ!

goma







自然と音楽とヨガ。
この組み合わせって最高です。


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やっと!!

自分を知る
自分を愛する
自分を信じる

それはとても大切なことだと思う。

でも、ここのところ、
自分に自信が持てず、
人と比べて焦ってしまったり、
ひとつのことに集中できなかったり、
なにかと意識が散漫していた。
そこから抜け出そうと思い、
日記に思いのままを書いてみる。
それでもイマイチわからない。
ヨガをしていても自分が見えてこない。
進歩してるのか後退してるのかわからない。
どうもすっきりしない気分が続いた。


それが今日、はっきりくっきり見えた!
自分の行く方向が。
すごくシンプルなことだった。
どんより曇っていた空がパーッと晴れていく感覚。
気づかせてくれたのは友達だった。
おしゃべりなわたしたちは
夜遅くまで、お腹をかかえるほど笑って、
真面目な話もいっぱいした。
話していくうちに、頭が整理されていった。
そっか!!と気づくことがたくさんあった。
気づかせてくれた。

今のわたしは、多くのことをやりすぎていた(欲張りすぎていた)。
やりすぎていたのに、またさらに増やそうとしていた(オイオイ)。
大切な目標に日付を入れていなかった。
やることの優先順位を決めていなかった。
将来どうなりたいのか実はよくわかってなかった。
意味もなく焦っていた。

とにかく曖昧だったのだ。
すべてに対して。


それがわかった。
肩の力が抜けて、気持ちが楽になった。
体の中に溜まっていたつかえがスルーッと流れ出た。

だめな状態のときも、
いい状態のときも、
「そっか、今日はこういう自分だったのね」と受け入れていこう。
ゆっくりコツコツ、焦る必要なんてない。

転んでたくさんすりむいたけど、
今日初めてちゃんと立ち直れた気がする。
そしてそのおかげで、いいものとの出会いもあった。
きっとその出会いは今後の人生を左右するくらいの
かなり重要な出会いだと思う。
人は大きい痛みがあったときに、成長できるものだけど、
それを改めて感じた。

今日の帰り道は、
ものすごくすがすがしい顔になっていたと思う。
あぁ、やっと抜け出せた。
嬉しくて泣きそう。
ナマステ!


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ヨガと涙

ヨガをして、涙がでたというはなしをよく聞く。

なぜかわからないけど涙がでた、とか
感謝の気持ちがあふれてきた、とか
昔の思い出がフラッシュバックしてきた、とか
人それぞれみたい。

からだを動かしているだけなのに、どうしてなんだろう?
とても不思議・・・。


理由のひとつとして、
からだに蓄積された感情が解放されるかららしい。
未解決のまま消化できなかった思いや感情は、
からだが記憶しているものなのだそうだ。
決して頭だけで記憶しているわけではないんだね。
それがヨガでからだを動かすことにより、刺激されて、
涙となって解放されるらしいのだ。



わたしにはその経験がまだなかった。
オープンな性格なので、
自分にはあまり蓄積された感情はないのかなぁなんて、
ちょっと思っていたし(笑)。


でも先日、初めて涙が。。。


それはクリパルヨガのときだった。
ヨガセラピーというクラスで、ふたりペアになって練習する。
その日のポーズは、カポタアーサナ(鳩のポーズ)。
わたしはこのポーズが大好きだったので、やる前はわくわくした。
でもポーズに入ってみるとなぜかすごーくしんどい。
呼吸をがんばって深めても、なんだかイライラしたし、とにかくきつくて、
早くやめたいよーーという気持ちしか湧いてこない。


その後、
その湧き出た感情が日常とリンクしていないか?ということをペアの人へ話す。
わたしのその時の生活状況は、やらないといけないことの存在が大きくて、
気ばかり焦って、気持ちに全然余裕がなかったなぁと気づく。
自分で思ってた以上に、つらかったらしい。


次に目をとじる。
もっと自分のこころの中の深ーいところ(自分の源)へ行って、
そこから何かメッセージを受け取る、という過程に入る。
智慧(だれもが生まれながらに持っている能力)に耳を傾ける。
それが難しければ、自分の尊敬している人もしくは自分を理解してくれる人を
目の前にイメージしてその人からのメッセージを受け取る。
ここで、わたしは自分を一番理解し、尊敬している人をイメージした。
その途端、涙がぼわーっとあふれてきた。
その人の暖かい表情が、わたしをつつみこんで、
「大丈夫」と言ってくれた。
もうそれだけで充分だった。
認めてもらえたことで、すごーく楽になった。


本当のヨガセラピーは、この後もまだ続きがあるんだけど、
今日のクラスはここまで。残念。
他の人もいるから泣くのを我慢したので、
不完全燃焼に終わった(笑)。
でもなんだかすっきりして、浄化された感じ。


ヨガセラピーで「本当に知りたいことは自分の中にある」というけど、
意外と自分のことってわかってるようでわかってない。
それをからだを通して、得ていくんだから、
ヨガって、人間のからだって、本当におもしろいなぁ。。。


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解剖学ワークショップ ~断食・unplug編~

今回で3回目ののみさんのワークショップ。


1回目が「自律神経・脳・骨盤について」
2回目が「免疫・アレルギー・食事について」
で、3回目の今日は「断食・unplugについて」


今回は、のみさんが一番伝えたい部分ということだった。
のみさんは自らを断食のプロとおっしゃっていた。
これまで断食をした人を何千人と見てきたんだとか。
断食は、<グラスの中の汚れた水を捨ててから、きれいな水をそそぐ>ようなもの。


断食をすると、
内臓が休まるだけでなく、
脳も休まり、
自然治癒力を高め、
五感が研ぎ澄まされる。
断食で、内臓が休まるのは分かるけど、
精神的なところにまで影響するというのは、本当に不思議。
食べない=ダイエットというのとは全く違うんだね。


生きていくって、
緊張と弛緩(リラックス)の繰り返し。
このバランスがうまくとれている人は健康といえる。
でも、ストレスをうけつづけていると、
ずーっと緊張状態にあるので、
リラックスすることができなくなってしまう。
先日のヨガセラピーの勉強会で、
生活習慣病のほとんどの原因がストレスだと教わった。


それをどうやって正常に戻すか!?
それが断食なのだ。
パソコンが固まってしまったとき、
一旦電源を落とすとちゃんと動くようになるのと一緒で、
そのオーバーワークのこころとからだを
断食によってリセットできるのだ。
緊張と緩和のバランスを整えてくれるんだって。


緊張と緩和っておもしろい。
肩の緊張をとるときに、
おもいっきり力をいれて緊張させてから一気に力を抜くとリラックスできるのがそれ。
冬の緊張から開放された春に、さかりがつくのもこれにあたるそうだ。
春になると変な人が増えるのも同じ!?
厳しい冬の後には早く花が咲いたり、
戦争の後にはベビーブームがきたりするのも、
緊張と緩和によって起こっている現象なんだって!


のみさんは毎回のように言う。
わたしたちの本能は、本当はすっごく賢いんだって。
コアラがユーカリを食べるように、
パンダが笹の葉を食べるように、
わたしたち人間も何をたべればいいのか本能的にわかるはずなのだそうだ。
でも、この都会ではたくさんの情報に振り回されて、
からだも脳もオーバーワーク。。。
みんな、疲れてるんだよね。
日本人って特に、がんばっちゃう傾向にあるから、
ヨガのときも、きつくなったら休んでくださいって先生が言っても、
なかなか休まない(休めない?)人が多いんだよね。。。
60兆個もの細胞からできている!からだの声を聞いて、
こころの声を聞いてあげなくちゃ。。。


のみさんのワークショップをうけるたびに、
からだってすごい!といつも思う。
そして、そのからだを通して、
生きる意味とか、
わたしたちは深いところで繋がっているんだとか、
いろんなことを教えてくれる。
視野の狭い自分が、どんどん上空にあがっていって、
高ーいところから、地球を見下ろしているような、
こころがおっきくなるような感覚になる。
人間も、動物も、植物も、地球も、宇宙も、
深いところで繋がっているんだ。
涙している女性を見て、こちらもじーんときてしまった。



断食、また近々やってみようと思う。
わたしが10日間断食したマスタークレンズという方法は、
毎朝の塩水洗浄がかなりしんどかったので(笑)、
今度はのみさんの断食方法(1~2日間の週末断食)でやってみようと思う。
あの、断食明けの、
野菜スープの感動をまた味わいたい。



『全てのプラグをはずしたとき、本当の自分が見える。
からっぽになって自由な自分がそこにいる。
それが見えたらゆっくりと考えて
本当に必要なものだけ、もう一度スイッチを入れなおせばいい』

断食、深いです。。。


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クリパルヨガ「ジェントル」

今日はクリパルヨガの「ジェントル」というクラスを受けた。

現在、わたしは
クリパルステージ1~3(各20時間)を受けているところで、
先日ステージ2を終えたばかり。
明日からステージ3に入る。
でも普段のクラスを受けたことはまだ1度しかなかったので、
とても楽しみだった。

ただ、「ジェントル」は初心者向けのリラックス系クラスなので、
物足りないかも?という思いも正直少しあった。
わたしは、どちらかというと、
エナジー系のヨガのほうが好きだし、
リラックス系のヨガを受けると
物足りないと思うこともあったから。
でも、そんな気持ちはすぐ吹っ飛んだ。
本当に心地よかった!

自分のからだを観察しながら、ゆっくり動かしていく。
ひとつひとつのアサナをじっくりじっくり行っていく。
少しずつからだが開いていくのを感じる。
開いたところに呼吸をおくる。
アサナとアサナの間には、目を閉じて、
その余韻をたっぷり味わう。
(このあたり、シバナンダヨガと似てる)
時々、ヨガをやってるとでてくるんだけど、
「ヨガやっててよかった」という何ともいえない幸福感。
それがまたやってきた。
両手を上にあげて、腰をそらしたり、
大きな円を描きながらゆ~っくり手をおろしたりするときは、
まるで自分が氷上の荒川静香になったような
優雅な気分になったりもした(笑)。

たくさん汗をかくわけでもなく、
ダイナミックな動きがあるわけでもないけど、
とにかくからだとこころが解放されていく感覚が心地よかった。
とし先生の言葉は、こころに響く。
それは、とし先生自身の体験を通して伝わってくるから。
わたしは経験も知識もかなりなひよっこだけど、
いつかこんな先生になれたらいいいな。
また初心に戻ったような感覚だった。

クリパルヨガはいつも何かの気づきがあるけど、
今日もまたひとつの気づきがあった。

まっすぐ立って、片足を胸のほうへ手で引き寄せるアサナ。
目線を一点に絞って、ぐらぐらしないように集中して、バランスをとる。
バランス系のポーズは結構好きで、
少しは得意なほうだと思ってたんだけど、
ポーズから出るときすごくゆっくりなので、
バランスを崩してしまった。
しかも、それが何回もあったので、あれ?と思う。
普段の練習では、ここまでゆっくりやらないので、
バランスを崩すことはなかった。
ここで、ポーズを出るときに適当に流してやっていたことに気づく。
アサナをやってる最中は集中していたとしても
ポーズから出るときのことはあまり意識していなかった。

結果をすぐに求めてしまったり、
先へ先へと急いでしまう、
そんな自分の性格がふと浮かんできた。
ヨガは、そうならないように心がけいたつもりだったけど、
やっぱりこころとからだはリンクしているんだなぁ。
アサナとアサナのつながりも、もっと大切にしないとと思った。

クリパルステージを受けているので、
意識するポイントや方向性がわかっている部分もあり、
より深くヨガできた気がする。
アサナの途中、ほとんど目を閉じていた。
まさしく『動く瞑想』という感じだった。
初心者から上級者まで、
そして若い人から、年配の方まで
それぞれいろんな受け止めかたができて、楽しめる、
そんなクラスだと思った。
また受けようっと。


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エッジ

ヨガのアサナ(ポーズ)を深めていくと、
ソフト→ミディアム→ハードと進んでいく。
ハードの部分は注意が必要で、それ以上いくとケガをしてしまう所。
そのぎりぎりの瀬戸際のところをエッジという。

今日のクリパルヨガは、
そのエッジについて深く学ぶというものだった。
しかも、そのエッジで一定時間保持(ホールディング)するらしい。
「セツバンダアーサナ(橋のポーズ)で
エッジまで持っていきながら5分間ホールドします」
と、とし先生。
5分って結構長い。。。よね!?
日ごろの練習ではそんな長い時間ホールディングすることないし、
エッジでホールディングって、
いったいどんな体験ができるのだろうと楽しみだった。

ポーズに入る。
今から5分間もやるのに、
エッジまで持っていくのはちょっと勇気がいる。
深い呼吸をしながらゆっくりエッジまで持っていく。
そして、5つのポイントに注意しながら、ホールディング。

<呼吸する>
<リラックスする>
<感じる>
<観察する>
<委ねる>

しばらくしてくると、足が疲れてきた。
き、きつい・・・。
いやマインドがそう思わせているだけだ、ただ感覚を味わうんだ。
と、きついというマインドを手放す。
きつい→気づく→手放す を繰り返す。
深い呼吸で、ひたすらリラックス。
さらにその状態のまま、カパラパティもやる。
すごいエネルギーがわきおこる。
雑念が完全に消える。
というか他のことを考える余裕がない。
最後には特に深く呼吸をして終わる。
5分間やったけど、正直やっぱりきつかった。
いまいち無の状態にはなれなかったけど、
あげていた背中をゆっくりゆっくり床に下ろしてポーズから出るときに、
なんともいえない、いい感覚を味わった。
他のみんなは、意外ときつくなかったという人が多くて、
ある一定時間を越えると、
逆に楽になっていったという人もいた。
ランナーズハイみたいなものか!?(違うか)

以前は、ホールディングがとても嫌いだった。
しんどいよー、きついよーという
マイナスな感情しかわきあがってこなかったし。
でも、ホールディングすることで、
余分な力みに気づいたり、
閉じ込めていた感情が解放されたり、
いろいろな気づきがあるようだ。
「きついなぁっていうのはマインドがそう思ってるだけで、
からだでただその感覚をたっぷり味わってみて」と、
とし先生が言うのを聞いてから、
またさらに深いところへいけたような、
そして、さらにヨガをするのが楽しくなった気がする。

エッジとは、
ふたつの異なるエネルギーが出会うところ。
それが出会ったときに、とても大きなエネルギーが生まれるそうだ。
男と女。
陸と海。
日の出や日の入り。
出産や死。

何かを手放してその未知なるところへ踏み入れるとき、
緊張したり、怖かったり、不安だったり、
何が起こるんだろうと楽しみだったり、期待したり。。。
わたしは、そんな未知なる部分にすごく惹かれる。
たとえそれがしんどいことであっても。
ヨガって、できないポーズに挑んだりしながら、
その未知なるところへ向かってチャレンジしていく。
なるほど、だからヨガが好きなのか。
ヨガも旅も人生も同じ。
その意味がまたわかった気がする。

今日はひとつのポーズしかやらなかったけど、
エッジの状態で5分間ずつホールディングしながら、
90分間ヨガをやったら、いったいどうなるんだろう。。。
そういえばインドとか行くと、
ひとつのポーズだけで90分やることもあるんだよね。すごい。。。
とてもディープな体験ができそうだけどね。
今度、やってみようと思う。


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