自分が勤めている会社で
ヨガサークルをつくって1年、
場所がつかえなくなってサークルを終えることになった時(今年6月)、
友達に、場所をかりるからヨガを教えてみない?と誘われた。
これまで、ヨガインストラクターの友達に、
代行を頼まれたり、クラスをやらないかと言われてきたこともあったけど、
こころの準備ができずにずっと断ってきていたわたし。
会社の人に教えていて少しは慣れてはいたけど、
とにかく、一般の人に教えるということがものすごくこわかった。
いつものごとくその友達に、
「ありがたいけど、まだこころの準備が・・・(汗)」と言うと、
「まぁ考えといてー」と言われ、それから数ヶ月。
その間たくさん考えて、たくさん悩んだ。
そして、いろんな人にアドバイスをもらい、
ヨガのクラスをやってみようということになった。
とにかく一回やってみようということで。
話が決まったのが、開催日の一ヶ月前だったので、
それからはもうヨガのことで頭がいっぱい。
低迷していたモチベーションもどんどんあがっていった。
わたしをよく分かってくれているTちゃんからアドバイスをうけた。
「ヨガを通じていかに人を癒すことができるか、そういう思いが強ければ、わたしはあがり症です、なんて言ってる場合じゃないよ。そんなの逃げだし、そんなの甘えだよ。もっと人前にでて、もっと自分の持っているパワーを人に分け与えて、
失敗したとしても、どんどん痛い思いをしなきゃだめだ!」と。
目がさめた。
企画してくれたPちゃんが場所を借りてくれ、
定員は15名ということにした。
mixiのヨガコミュニティで人を募集したら、すぐに人が集まった。
メールくださった方、参加してくださった方、本当にありがとう。
今回のテーマを決めて、それにそったプログラムを考え、友達に練習台になってもらい、シミュレーション。
自分の声も録音してみたけど、電池がきれてて録音失敗。あーあ。
その友達にいろんなアドバイスをもらい、また最初からつくりなおし、
ヨガクラスの前日は、興奮と緊張と不安とで、夜中何度も目がさめた。
できるだけ落ち着いて、いかに生徒さんのこころに入っていけるかを目標にがんばった。
緊張すると台詞が棒読みみたいになってしまうので(苦笑)。
始めは緊張してしまったし、反省点もたくさんあったけど、
思っていた以上によくできたんじゃないかと思う。
ありがたいことに次も参加したいと言ってくださる方もいて、
月に1度、定期的に開催することになった。
小さい一歩だけど、わたしにとってこの一歩はとっても大きい一歩だった。
あのまま逃げていたら、この達成感はなかったんだなぁ。
やってよかった、本当に。
自分の限界って自分が作ってしまうそうだ。
できると心から信じることができれば、
できないことって本当はないのかもしれないなぁ、
なんて偉そうだね(笑)。
これも、応援してくれたみんなのおかげ。
すごく小心者だし、
かなりあがり症で人前で話すことが最も苦手だし、
自信も全然なかったけど、
そんな自分を克服できるんじゃないかって思えてきた。
おかげおかげです、ほんと(涙)。
また次のクラスに向けてがんばります。